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2018.07.02

新会長インタビュー 『継続とチャレンジで魅力ある事業を』

浦安市商店会連合会 会長 宇田川雄司

浦安市内の商店会の活性化を目的に、イベントや商品券の発行などを行っている「浦安市商店会連合会」。
5月から新しく会長に就任した宇田川雄司さんに話を聞いた。

地元商業を盛り上げたい

 「先月行われた、百縁商店街は春の一大イベント。6回目の今年もたくさんの来場者があり、ありがたいと思っています」と宇田川さん。
商店会連合会では年間を通してさまざまな催しを行っている。今年で8回目となる「浦安市敬老祝い商品券」の取り扱いや、抽選でお買物券や豪華賞品が当たる「歳末大感謝祭」の実施、さらに秋の「浦安市民まつり」にも積極的に参加している。
敬老祝い商品券やお買物券は市内加盟店で使用できる。自分の欲しいものを買うことができると好評で、特に敬老祝い商品券は使用率が高く97%にも及ぶという。「商品券やお買物券が使えるお店についての問い合わせも多く、今まで入ったことのなかった地元のお店に足を運ぶきっかけになっているようです」

三方よしの精神で

商売をする上で心がけているのが「三方よし」という言葉。これは江戸時代に日本各地で活躍した近江商人が大切にしていた心得で、三方とは「売り手・買い手・世間」を表す。売り手の利益だけを考えるのではなく、買い手が満足し、さらに社会にも貢献もするのが良い商売であるという考え方。
 「会長としても、三方よしを目指して事業をしていきたいと思います」

入りたくなる連合会に

2015年に実施したプレミアム商品券は売り上げも良く、それにともなって連合会の会員も増えた。百縁商店街は地域の人に喜んでもらう社会貢献であるとともに、会員を増やす絶好の機会でもある。
 「会員になりたいと思えるような、魅力ある会にしようと思っています」
そのために、これまでの会のやり方を引き継ぐとともに、恒例行事にも必ず何かアレンジを加えて、買い手にも会員にも連合会の活動をアピールしていく考えだ。「まだ検討段階ですが、歳末大感謝祭の特別賞として目新しい商品を取り入れる予定です」と意欲的。さらにプレミアム商品券についても「毎年の発行は難しいかもしれないが、数年ごとに発行できれば」と話す。
「何事もやってみると反応がある。やらないことには何も得られない。会長として、これからもみんなで協力して街を盛り上げるイベントを実施していきたい」と語った。

商店会連合会のスタッフと

キャラクター『うっぴー』のステッカーを手に、商店会連合会のスタッフと

[浦安新聞 2018.6.22号掲載記事]

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